内気で控えめな私のドス黒い噂
「それ!全部僕が買う!」
「えっ?そんな ・・・」
「君にぶつかった女性はもう店を出てしまった」
店員
「オーナーを呼んでまいります 少々お待ちください」
「いいです 全然関係ないのに ・・・」
「関係ないことはない もう知り合ったよ?」
店主
「三浦社長??どうされました?」
「あー 花井さんのお店でしたか
いえ、こちらの彼女がね 別の女性に押されてしまって
このあたりの商品が壊れてしまったんですよ」
「そんなのいいですよ 社長のお知り合いですか?」
「はいっ さっき知り合いました ねっ?お嬢さん」
「あっ、はぁ~ ・・・」
2年前、私がよく通っていた高級雑貨店で
店舗移転のセールがあり一人でショッピング
そのとき、狭い通路で誰かに押され
棚に飾られた売り物のお皿が
数十枚ほど落ちて割れてしまいました
その棚にある商品は
お店の中でも結構な値段がするものばかり
それを知っていた私は一瞬で血の気が引き
一瞬で正気に戻った
たった10秒の間に地獄と天国を味わうという
奇跡的な体験が
その後の私の人生を変えてしまいます ・・・
【あおば パート 35歳】 妻の告白
「あの店は通路が狭いから
ああいった事はしょっちゅうあるんじゃないかな」
「助けて頂いて ありがとうございました」
「コーヒー 冷めるよw」「あっはぃ~」
「元々は僕が持ってたビルを友人に売って
その友人から花井さんが買ったからね
知り合いといえば知り合いかな」
「でも、お金のほうは ・・・」
「そのへんは社長同士の意地の張り合いw
少額を請求したらカッコ悪いやろ?大丈夫」
あとで知ったことですが この方、
京都で有名な不動産王 三浦省吾さん 49歳
近くの喫茶店に誘われて ついて行きました
決して断れるような状況ではなかった
しかし、そこまでは主人に話してません ・・・
「わおっ!凄い体験したな?」
「そぉ、真っ青な顔してたと思うw」
「っで?結局は?」
「オーナーの知り合いの社長さんだったから
弁償なんていいですよって話しになって」
「助けてもらったね 感謝しないと」
「うん、そうね ・・・」
その日の出来事を全て主人に話さなかったのは
私の携帯に社長の番号が登録されていた負い目
三浦
『あおばちゃん?来週の水か木って空いてる?』
『木曜日ならパートは休みなんですけど ・・・』
『じゃあ、木曜のお昼12時 この前の喫茶店で!』
『あっ、三浦さん??』
(プー プー プー ・・・)
例の日から一週間が経った頃、彼からの電話
頭には母の言葉が浮かんでいました
【迷ったときはスタートに戻る】
私と三浦さんのスタートってなんだろ?どこだろ?
それも深く考えればわかることなのに
このときの私の脳みそは休止状態
あの、ジェットコースターのような体験のせい
でも今ならわかるスタート地点
彼と私は見ず知らずの赤の他人だった ・・・
「はぁん~ うふ~ ああぁ~ ・・・」
「今日も可愛いよ あの時とっさに動いたけど
きっと あおばの美貌に惹きつけられたんだよね」
「っん~ そんなの凄い嬉しい ・・・」
「若く見えたから 奥さんだとは思わなかったけど」
「喫茶店で話した ・・・」
「そお、でも我慢出来なかった あおば?挿れるよ?」
「うふん~ 三浦さん ああああっ!!あぁ~ はぁ~」
ほんの数週間前まで赤の他人だった彼と
男女の関係になり 初めて主人を裏切ってしまった
しかも騎乗位ではM字のウンコ座りで ・・・
「あぁ~ 三浦さん!おまんこ気持ちいい~~!!」
と、よがり狂った昼間の情事
三浦
「また会えるかな?」
「はぃ、会いたいです ・・・」
私と彼の関係は約2年間
つい最近まで続いていましたが
一番知られたくない人に感づかれてしまいます
主人
「オッチャン?どんなオッチャン?」
娘
「前、スーパーで会った人 お母さんと話してた」
「お母さんはその人ことをなんて呼んでた?」
「社長さん?だったかな」
麻痺してたんでしょうね
付き合い方が雑になってしまい ある日、
三浦さんがうちに来られて 娘とバッタリ ・・・
主人
「娘から噂が流れるとはミスったな」
「ちょっと用事があって ・・・」
「他人の嫁を寝取る用事か?!」
「そんなんじゃない」
「あれから2年間、ずっと家族を裏切ってた
内気で控えめなあおばは表の顔で裏のお前は
ドス黒い!淫乱ってことじゃ!」
「家の中には入ってないよ?!」
「うちから出てくるのを娘に見られてるんじゃ!!」
決定的なところを見られたわけじゃないので
離婚問題にまで発展するとは思いませんが
ここから数年間は夫婦の間に溝が出来るでしょう
「ごめんなさい ・・・」
三浦
「あおばのせいじゃない 僕の責任だよ
不倫なんて初めてだったから
細かい部分まで気がまわらなかった」
「だから ・・・」
「わかってる 2年間ありがとう」
「三浦さん ・・・」(泣)
「泣かなくていい ひと回り以上年下の
綺麗な奥さんに癒してもらったんだ
プレゼントもちゃんと用意してる」
「プレゼント?」
「マンションのキー ・・・
もっと早く段取りすれば良かった
そこなら娘にも旦那にもバレない」
「あっ、でも~ ・・・」
「僕とあおばのスタート地点に戻って
一からやり直そうと思ってる」
最後のつもりで会ったのに
彼の中では最後じゃなく新たな始まりでした
主人
「不動産の会社がCMか こいつ見たらイライラするわ」
「あなた?そういう関係じゃなかったから ・・・」
「そこはこれからのあおばを見て判断する」
「そうして?私は決して淫乱なんかじゃない」
///// ///// ///// ///// /////
三浦
「どうや、最高の眺めやろ?」
「っん~ いいね」
「ここならおっぱい丸出しでも誰にもわからない!!」
「はぁ~ 凄い!!」
「ホテルの立ちバックとは全く違うぞ?!あおばッ!」
「ああぁ~~!気持ちいい~~!」
「旦那の粗チンに戻らずに済んだやろッ?なあっ?!」
「うふん~!久しぶりだからいっぱい突いてぇ~~!!」
主人にドス黒い淫乱と言われた腹いせじゃありません
私は ・・・
ドス黒い淫乱なんです ・・・
| 妻の告白 | 00:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑