PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

とある地方の団地妻 ~最後のときめき~

「お父さんの様子 相変わらずやね」

「っん~ ・・・」

「私、もう少しいといたほうがいい?」

「っん~ ・・・」

「お母さん??どこ見てんの?」

「あぁ~ ごめん なんやった?」

「用がないなら帰るけど?」

「よしみ ・・・」

「うん?」

「だんき運転ってなに?」

「暖気運転??は、たしか ・・・
 車を走らせる前に
  エンジンを暖めることかな~ わからん」

「それっていくらかかるの?」

「いくら?!お金なんていらんでしょう~」

「そぉ~ ・・・ 
 今日が無理なら明日でもいいし
  連れて欲しいところがあるんやけど ・・・」

「明日ならいいけど お父さんも一緒に?」

「ううん、お父さんには内緒で ・・・」


【倫代 主婦 64歳】 妻の告白




ここ何日か心臓に痛みを感じています。
臓ではなく、心のほうに
でも病気じゃない
多分これは
ときめきという淡い高鳴り
もう何十年も感じることがなかったので
痛みだと錯覚してました ・・・



「あの~ お仕事中にすみません
 林歯科ってご存じですか?
  この辺りだと聞いたんですけど ・・・」

「歯科 ・・・?
 この辺、三軒ほどあるんやわ
  新しく出来た綺麗なとこかな~」

「あぁ~ そうです 最近開業された ・・・」

「ほなあそこやな どっちから歩いてきた?」

「そこのバス停から来たんですけど
 一向に歯科医院の看板が見えなくて」

「そら反対やわ 林歯科はバス停の向こうやし」

「そうですか~ 逆方向に歩いてしまったんですね」

「二つ信号越えなあかんし結構あるで?」

「はいっ、ありがとうございます
 お仕事の手を止めて申し訳ございませんでした」

「うん~ まじで1キロほどあるしな 大丈夫?」

「大丈夫です 歩いて行けます」



役所を退職してすぐ
糖尿病が発覚した主人(杉本勝次 70歳)
かれこれ10年ほど
大学病院へ通う日々が続いています。
最初は付き添うだけだった私も
主人の治療時間を有効に使いたいと思い
院内にある歯科でお世話になりました。
そこでドクターをしていた先生が
先ごろ独立開業されたということで
お祝いの品を持参し一人で伺ったのが

彼と最初に出会った日です ・・・


「お母さん?お母さん~~!」

私がトボトボ歩き始めると
後ろから声がかかりました

「送ってあげるわ」

「いいえ~ そんな 見ず知らずの方に ・・・」

「かまへん!通勤用の車やし綺麗じゃないけど」

「いいんですか~?」

「歩いて行くにはちょっと遠すぎる 乗って?」

助手席に乗った私は終始
お礼の言葉を述べるばかり

「すみません ほんとに~ ・・・」

「あとで車使う予定やったし
 暖気運転にちょうど良かった そこやね??」

「あ~ そうです 林歯科の看板 ・・・
 どうもありがとうございました~」

「奥のガレージでUターンするし降りてください」

「はいっ、あの~ 私
 〇〇団地に住んでます杉本 ・・・」

「桃栗!」

「ももくり??」

「あっ、ごめん車来たし行きますわ」

「すみませんでした 助かりました~ ・・・」


あっという間の出来事
話の途中でしたが
彼とはそこでお別れです ・・・



「このへん ・・・?」

「あっ、よしみ ここよ 止めてくれる?」

「じゃあ~ あっちで待ってるね」

(バタン! ブーン ・・・ ・・・)


「あの、すみません こちらの方ですか?」

「そうですけど?」

「一週間ほど前、ここで道を尋ねて
 とてもお世話になったんですけど ・・・
  従業員の方かな ・・・」

「ここは僕と弟でやってる工場ですが ・・・」

「そこの林歯科まで車で送って頂いたんです」

「はぁ~ 弟が ・・・」

「今日はいらっしゃいますか?」

「あっ、今日はね アイツ休みなんやけど
 家のゴミを捨てるとかで
  もう少ししたら来るかもしれません」

「そうですか
 じゃあ~ 待っててもよろしいですか?
  娘がいるので 娘の車で ・・・」

「それはかまいませんけど
 僕の弟がそんな気の利いたことするかな~」

「とても親切で優しい方でした^^」

「つっけんどんなヤツですよw
 それがほんまやとしたら よっぽど ・・・
  あっ、噂してたら来ましたわ」

「はいっ!あの車です シルバーの^^
 あはぁ~^^ 来られた^^ 良かった~」

「弟は休みなんで
 好きなだけ話してやってください」

「ありがとうございます お兄様」


なんとか彼と再会を果たせました ・・・


「あっ?」

「この前はどうもありがとうございました
 お礼にと思ってこれを ・・・」

「そんなんいいのに~」

「暖気運転代と送って頂いた ・・・」

「暖気運転代って(笑)」

「甘いものお嫌いですか?」

「好きやけど それより
 今日はここまでどうして来たん?」

「はい~ 娘がそこで待ってます^^」

「そっか ・・・
 俺が送るから先に帰ってもらい」

「えっ?」

「せっかくやしもうちょっと話そうや
 娘さん待ってたらゆっくりできひんやろ?」

「はぁ~^^ じゃあちょっと言ってきます^^」



彼に誘われルンルン気分の私でしたが
ここは理由が大事!
いくらものわかりのいい長女と言えど油断は禁物
慎重な言い訳を考え了解を得ました。



「兄貴!!ほなっ、明日!」

「おう!頼むわ」

「えへ^^ また送って頂きます^^」


ゴミを捨てるとすぐさま車に乗り込んだ彼
車中でお話をされるのか、はたまた
どこか近くの喫茶店にでも ・・・

「よいしょ~ すみません 今日も^^」

「この前、一分で林歯科に着いたやろ?
 もう少し話したかったんやけど ・・・」

「あ、そう 私、
 〇〇団地に住んでます杉本倫代と申します」

「杉本さん、おう~ それそれ!桃栗団地!」

「あはぁ~^^ ももくり なんですかそれ?」

「俺、兄貴の仕事手伝う前は建築塗装をやってて
 そこの団地の外壁工事に行ってるんやわ」

「そうですか~ 来られてたんですね」

「金があるのか知らんけど
 3年に一回は壁の塗り替えしてたし
  みんなで桃栗団地て言うてたんですよ^^」

「あ~^^ それで^^
 うちは公務員宿舎で
  工事が多いのはそのせいかな ・・・」

「ご主人は公務員??」

「ええ、もうとっくに引退してますけど」

「あっ、ごめん 聞いてばかり
 俺、永井大晴って言います!」

「永井さん、だから永井オート ・・・」

「兄貴と二人で
 キャンピングカーの製作なんかをしてます
  ちょっと、ここで休憩するよ」

「はい~^^」


永井大晴(たいせい)さん 44歳
私より20歳も年下のイケメン
雑に伸ばした髪の毛が
妙に男性の色気を醸し出していて
凄く、私の好み ・・・

彼が車を停めたのは大きな川のそば
たまに大型車が通る程度で
話すには雰囲気のいい場所でした


永井
「兄貴、お喋りやし俺のこと何か言ってた?」

「あぁ~ 少しですけど
 そういうことをしない弟さんだと^^」

「見ず知らずの人を送って行ったり?」

「ええ~^^ 多分 ・・・
 それが本当なら ・・・」

「よっぽど気に入ったんやて?」

「うふ^^ そこでちょうど大晴さんが来られて^^」

「気に入ったんやで?」

「えっ?」

「うちのオカンの年と近そうやけど
 言葉は綺麗やし、身なりもきちんとした
  清楚な奥さんやからグっときたんやろな」

「いえいえ ・・・」

「なにか縁があると感じた ・・・」

「それは私も思いました だから ・・・」

「会いに来てくれたんか?」

「はい ・・・ 
 年甲斐もなくときめきのようなものを感じて^^」

「いくつ?」

「今年、64歳に ・・・」

「そっか、俺と付き合うなら
 年のことは気にせんとこ!約束できる?
  できるんならお近づきのキスを ・・・」

「えっ、あぁ~ ・・・」

「約束できるか?」

「はぃ ・・・」

「奥さん!!」

「うはぁ~ はぁ~ 大晴さん ・・・」

「64歳でこの可愛さは異常やでッ?!」

「ぁん~ もう約束破ってる~^^ うふん~」


何十年ぶりのキスだったか
しかも夫以外の男性と ・・・

彼はこのあと車を走らせ
近くにあったラブホテルへ入りました


「ああん~ うはぁん~ っん~ ・・・」

「熟女は匂いが薄いから好きやねん!
 俺は鼻が利くさかい若い子とは付き合えへん」

「はぁぁ~~ はぁっ~!」


シックスナインも新婚当時以来 ・・・


「奥さん~ 相当ときめいてたんやな~
 クリトリスの勃起度でわかるわ!」

「ああん~ はぁ~ 気持ちいい~~」

「俺のときめきはどんな具合やッ?!」

「大きい~ ・・・ 大きくて硬くなってる~」

「大きさなんか聞いてへん ・・・
 奥さんのこのジュクジュクまんこと
  合体させてもええあんばいかって聞いたんや!」

「がったい!はぁぁ~ ・・・」

「入れて欲しいんかって聞いてるんやでッ?!」

「欲しい!!入れて欲しい~~ ・・・」


40代からレスの私に
彼のイキり立った勃起竿が入る!
怖いけど体は待ち望んでいます
失神も!覚悟のうえ ・・・


「奥さんっ!!!」

「あああぁ~~~!あん~ はぁぁ~~!」

「レスでクモの巣が張ってるとか嘘ついて!
 まんこの中!!愛液で溢れてるでッ?!」

「大晴さんが気持ち良くしてくれるから!」

「ほんなら奥さん!
 ボタン外して素っ裸になろ?!」

「っん~ 胸はしぼんで ・・・」

「さっき見たし知ってる!
 その分乳首がデカい!
  デカい乳首はたんまり遊べるでぇ?!」

「はぁ~ はぁ~ ・・・」

「おぉ~ このギャップがたまらん!
 顔と雰囲気は清楚な奥様そのものやけど!
  首から下はド淫乱極まりない体やっ!」

「ああん~ 大晴さん~ ・・・」

「チンポでド突かれて?!
 乳首もギュルギュル吸われて!!あとは?!
  なにして欲しい~ ・・・」

「キス ・・・ はぁん~ ・・・」

「キスもしたる!」

「首っ 耳も!舐めて ・・・」

「全身舐めたるッ!あとは ・・・?!
 糖尿の旦那にできひんことはなんや?」

「逝きたい~ ・・・」

「二人のときめきを昇天させることやな?!」

「大晴さん ・・・」

「しっかり掴まっとかな!
 この前みたいに道を見失うでッ?!」

「ああん!そこぉ~~~!!」

「奥さん!!!」

「やだぁ~ 気持ちいい~~~~!!」

「可愛い顔とエロ乳首を交互に見てるさかい!
 俺のときめきが中で吠えてるやろッ?!」

「だめぇ~~ もっと来てぇ~~~!!」

「ジュクジュクやぁ~!奥さん~!!」

「あんッ!!そこもっと!!!」

「舌くれッ!おれにももっと!舌くれッ!!!」

(ベロベロベロっ!!ジュルジュルチュぅ~!!)

「あっ!やだっ!逝っちゃう~ ・・・」

「喋ってんとキスやぁぁぁ~~~!!!」

「はぁ~ むはぁ~ くぅぅっ~~!」

「引っ張って伸ばした!
 エロ乳首で逝ってくれるか?奥さん~!!!」

「あぁ~ ダメ!気持ちいい~~~~~!!!
 大晴さん?!逝くわ~!私っ ・・・
  あん~ あんっ~ あっ!逝くぅぅぅ~~!!!」




初めての浮気でオルガズム
自分でも信じられません
しかも交わったのが三度 ・・・

主人との違いを
まざまざと感じさせられた至福のとき
気がつけば夕刻、別れの時間です ・・・


「大晴さん また連絡してもいいですか?」

「かまへんけど俺は
 追うのも追われるのも好かん
  しょっちゅうして来たら嫌になるかもやで?」

「はぃ~ わかりました ・・・」


この日から半年、我慢しました
凄く会いたかったけど彼との縁を繋ぎとめるため


『大晴さん ・・・』

『遅いっ!』

『えっ?』

『あんまり間あけると忘れてしまうで』

『あは^^ 我慢してたんです』

『迎えに行くし都合のええ場所言うてくれ』

『はいっ じゃあ駅で ・・・』

『わかった 奥さんと楽しむために
 おもちゃ山ほど買ったんやからな~
  今日は久しぶりに燃えよなッ?』

『うん~^^ 燃えたい ・・・^^』

『あっほんで奥さん
 顔見たら言えへんかもやし言うとくわ』

『なに?』

『愛してるよ』

『はぁ~ 私も愛してます!』

『ふふ^^ 駅までは来れるな?(笑)』

『大丈夫!もう絶対迷わない^^』


だってこれが生涯で大切な
最後のときめきだもの ・・・

関連記事

| 妻の告白 | 13:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://tsuyamilk.blog.2nt.com/tb.php/716-a9c1542f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT