父の歪んだ執念 ~親子の血~
「来て?」
「遠慮しとく ・・・」
「お願いやから一緒に住んで?
一人でやっていけるの~?」
「チャコ よう聞いてくれ?
お前はお父さんに似て真面目。 いや
俺以上にまっすぐな心をしてる ・・・」
「またその話~?」
「正直ものがアホをみる。 騙されるぞ?」
「二年間見てきたやろ?
陽平さんはいい人よ? 大丈夫」
「っん~ ・・・
とにかく一緒には住めへん」
「せっかく同居してくれるって
言うてくれたはるのに~ ・・・
宮木のおじさんと何かあったの?
それを話してよ~? お父さん?」
「お前は知らんでいい ・・・
ただ自分の娘が泣く姿を見たくないだけや」
『茶子 主婦 37歳』 妻の告白
今から10年前、同じ高校の先輩だった
主人(宮木陽平 39歳)と交際を始め
その二年後に結婚しました
現在は6歳になる男の子がひとりいます。
交際当時から私の父は大反対
宮木の息子だけはあかん!と ・・・
激しく罵倒された日もあったほど。
私の父も主人の父も
同じ署に勤務していた警察官
その関係で主人とは
小さい頃から顔見知りでした。
その小さい頃の忘れていた記憶が
父の猛烈な反対のおかげで
徐々に蘇ってきたんです
あれは、突然初潮が始まった日
小6の冬だった ・・・
母
「私が綺麗にしてあげる^^」
宮木(主人の父)
「シャワー浴びてからでええやろ~」
「いや~ 待てへん~ ・・・」
「俺はええけど
ひと働きしてきたんやから匂うぞ^^?」
「いいの~
チョットくらい臭いほうが好き^^」
お父さんの同僚だった主人の父は
気がつけばうちに居る。といっていいほど
我が家へしょっちゅう出入りしてました。
その理由は奥さんと離婚して
一人やもめだったからと聞いています。
だいたいは息子の主人を連れて夜に。
しかし、たまに
お昼に来ていた時もあった。
お昼は専業主婦の母がひとり ・・・
母
「もう硬くなったわよ~ 宮木さん ・・・」
宮木(主人の父)
「佳代が上手いさかい ・・・
柔らかい乳や~ 吸いながら入れるぞ?」
「っん~ 入れて~ ・・・」
体調が優れず
保健の先生に促され帰宅した私は一番に
お母さんへ報告したいことがあったけど
なんとなく二人がいる部屋へ
近寄れる雰囲気じゃなかった。
それでも自分を襲う初めての体験が怖くて
いつ入ろうかと
和室の外で様子を窺っていると ・・・
母
「あぁ~ 気持ちいい~ 宮木さん~~」
宮木(主人の父)
「佳代~ いきなり締めるな~?
時間はあるんや ゆっくり感じろ?!」
「だって久しぶりやもん~ はぁん~」
「乳は柔らかいけど こっちは硬いな~」
「あっ~ そんなとこさわったら~ ・・・」
「さわって欲しくないんか?」
「いやん~ さわって?! グリグリして~」
二人の会話はそれまでも
何度となく聞いています。普通の大人の会話
でもこの日は少し違った。
硬い柔らかいは子供でもわかる
触るさわらないも ・・・
気持ち良いと母が言ってるから
宮木のおじさんにマッサージでも
してもらってるんだと思いました。
しかし
どうしても理解出来ないことがふたつ ・・・
父の前では佳代さんと呼ぶのに
そのときは「佳代」と呼び捨てにしていた事
そしてもうひとつが ・・・
母
「あぁ~ 逝きそう~ ・・・」
宮木(主人の父)
「今入れたとこやないかッ?」
「気持ち良過ぎて!」
「まだあかん~ ・・・」
「イヤっ! 逝くっ! 逝きたい~」
「そういう時はどう言うねん~?」
「はぁ~ 宮木さん 逝ってもいい~?」
「ここ 当たってるわ 佳代の好きな所に」
「はぁん~ お願い! 逝かせて?!」
「ここやなッ?!」
「そぉ~ そこっ!! あっダメ逝く!!
宮木さん?! 気持ちいい~~~~~
あっ 逝く!!!!!
ああぁ~~~ あぁん~~~~~~」
好きという言葉も同時に耳にしたけれど
この「イク・イカせて」という母の言葉は
私の記憶を父が掘り起こし聞かせてくれた物
子供の頃はわからなかったけど
今なら私にも理解出来ます。
母は父の同僚と浮気をしていた ・・・
両親が離婚したのはこの三年後
直接的な離婚理由は聞かされていません
そして宮木のおじさんは
うちの親が離婚した直後
交通事故で亡くなられました。
だから主人は私の父との同居を
快く了承してくれたんですが ・・・
主人
「明日か ・・・
なんかお義父さんの顔が
怒っているように見えるけど ・・・」
「暗い部屋で見るからよ~ 電気つけて?」
「二人とも親をなくしてしもたな」
「母親は両方共にピンピンしてるけどね^^」
「一回忌の前にお墓の掃除へ行って来い?」
「今日? 明日法要が済んでから~ ・・・」
「今日のほうがいい。
お義父さんは来て欲しそうな顔してる」
「わかった~^^ じゃあ行っておく」
「さて~ 仕事に行こか~」
「はい、お弁当。 行ってらっしゃい~」
生前の父が一度だけ口にしたこと
それが「親子の血」
父
「陽平君には宮木と同じ血が流れてる。
そしてお前には俺の血が。 騙されるぞ?」
おそらく父は母の浮気を知っていた。
その浮気相手と同じ血をひく主人を意識し
私に警戒を促していましたが二人は結婚。
しかし、孫も出来て
幸せに暮らす娘の姿は見てきたはずなのに
亡くなる直前まで
主人と言葉を交わすことはありませんでした
恨むのは私の夫じゃない。
主人の口からわざわざ
お墓に向かうことを言わせた父の執念。
「冷たッ?! 誰やッ?!」
「えっ? ああっ~! すみません~~」
「こんなてっぺんが真ん丸な墓石の上に
満タンこのバケツなんか置きやがって!」
「どうしよ~ タオルで ・・・」
「もうええッ! 寒い! あっちの小屋に行く」
一回忌の法要を控えていた前日
主人から墓の清掃をして来いと言われた私
冬の寒い時期だから
色々と横着をして慌てて洗っていると
墓石の上に置いたバケツがひっくり返って
知らない参拝者の男性にその水が ・・・
「すみませんでした~ ・・・」
男性
「この寺の檀家さんか?」
「はい そうです ・・・
ちょっとまだ濡れてるみたいだし ・・・」
「もうええよ? 美人やし許すわ^^」
「あは^^ はぁ~ ・・・」
「ストーブだけ付けてくれ」
「あっ はい ・・・」
お寺の中にある墓地。その隣に
お墓参りに来た人用の休憩所があります。
和室の部屋が二つある小さな建物
そこで二人、暖を取っていました。
「町のド真ん中にあるけど静かやな~」
「ええ~ いつもはもっと人が多い」
「雨も降ってきたし、もう誰もこうへん
奥さんと俺と二人だけや ・・・」
「おしょうにんさんが ・・・」
「車なかったやろ?
今日は岐阜の檀家の家まで行ったはる
夜まで帰ってこうへんで?」
「そうなんですか^^ 知らなかった ・・・」
「俺を濡らした罰や ゆっくりしていき?」
「あぁ~ はい ・・・^^」
初めてお会いする方ですが
気さくで話しやすい男性でした。 しかし
ストーブで部屋が暖まってくると ・・・
「着てたら風邪ひく。 脱いで乾かすわ」
と言って私の前で上半身を裸に ・・・
その空間がとても恥ずかしく
思わず口から出たのが ・・・
「いい体してらっしゃる。 スポーツでも?」
「昔はラグビーをやってた
今は暇つぶしに少し鍛えてる程度
ご主人はどんな人なん?」
「役所に勤めてる事務系の男性です^^」
「だから目がいくんか? 筋肉質の男に」
「ははっ^^ あっまぁ~ ・・・^^」
頭の中を見透かされているようでした。
付き合った当初は主人も筋肉質だったけど
今では影も形も残っていません
「抱かれた時の感触が違うで?」
「感触?」
「こうやって ・・・」
「あぁ~^^ ご主人 ・・・」
「俺は独身や 奥さん ・・・
どうや? ギュっとされた時の感触」
「っん~ 違いますね ・・・」
「奥さんが裸やったら
もっと違いがわかるんやけど?」
「あは^^ あっ? お名前 ・・・」
「飛馬。 斉藤飛馬って言います」
「変わったお名前ですね~」
「親父が野球好やったしな。 奥さんは?」
「宮木茶子です ・・・」
「チャコとひゅうま ・・・
二人とも昭和丸出しの名前やな^^」
「そうですね^^」
「チャコとひゅうまはこのあとどうなる?」
「どうなるって ・・・?」
「他人に冷たい水かけといて
キスもなしでお別れするんか?」
「あは^^ キスはないけど
ずっと斉藤さんに抱きしめ あぁ~~」
「急にデカい声、出さんといてや?
浮気でチューくらい経験あるやろ?」
「そんな~ ああぁ~ はぁ~ ・・・」
「誰もこうへん。 奥さんと俺だけ」
抱きしめられたその延長線上に
二人のキスは組み込まれていました
嫌がるような素振りも見せず
彼の温かい舌を受け入れた私
さらに胸も揉まれ感じてしまった ・・・
斉藤
「顔に似合わず大きい乳首してるやんか?」
「はぁ~ はぁ~ ・・・」
「続きは場所変えたほうがええか~?」
「はぁ~ あぁん~~ ・・・」
「どうやな?奥さん ・・・
ここでやってもかまへんのか?!」
「変えたほうが ・・・」
「近くにホテルがある。 俺の車でいこ」
部屋を出る間際
彼がタバコを吸っていた灰皿のチェックと
ストーブのスイッチを押して消しました。
そのとき10年間守り続けた私の貞操ボタンも
オフになったような気がした ・・・
斉藤
「奥さん~ 中もヌルヌルやで~?」
「はぁ~~ はっ~ ・・・」
「旦那と知り合ってから何本目や?」
「何本?」
「おお~ 何本目の浮気ペニスやな?」
「あぁ~~ 初めてっ!」
「ほ~ 信じられへんな こんな美人さんが」
一瞬の出来事 ・・・
彼に水を掛けてから
ホテルのベッドで抱き合うまで
二時間も経っていません。 これと同じことが
母の身にも起こった事なのかと
ふと頭をよぎりました ・・・
斉藤
「浮気の経験がない割には
遊び方を知ってるやんか? 奥さん~
そうや~ 自分から腰も動かしたらええ」
「気持ちいい~ ・・・」
「声は控えめやな ・・・
もっと突いてやったら大きくなるか?!」
「ああぁ~~ はぁ~ あぁん~~~」
「出るやんか~? その調子~
バックで突かれると犯されてる気分やろ?」
「はぁん~ 斉藤さん ・・・」
「なんや~?」
「もっと突いて ・・・?」
「そうや奥さん! 浮気は楽しむもんやで
なんぼでも突いたるさかいなッ?!」
「あっ~ あっ~ 気持ちいい~~~~!」
「顔上げて 前の鏡を見てみいや?」
「はぁ~ はぁ~ ・・・」
「どんな顔してる?
旦那以外のチ○ポで突かれて
悦んでるやろ~?! 奥さんの顔!」
「よろこ ・・・
あっ~!! 逝きそう~ ・・・」
「今入れたとこやないかッ?」
「気持ち良過ぎて!」
「まだあかん~ ・・・」
「イヤっ! 逝くっ! 逝きたい~」
「そういう時はどう言うんや? 奥さんッ!」
「はぁ~ 斉藤さん 逝ってもいい~?」
「当たってるわ 奥さんのGスポットに ・・・」
「はぁん~ お願い! 逝かせて?!」
「ここやなッ?!」
「そぉ~ そこっ!! あっダメ逝く!
気持ちいいひぃい~~~~~~
イヤっ! あっ!! 逝くぅ~~~~!!
ああぁ~~~ はぁん~~~~~~」
あの時の
母の口から出た卑猥な言葉とソックリ!
私は父に似た真面目人間ではなく
母譲りなのかも知れない。 いえ ・・・
斉藤
「ふぅ~~ 良かったわ 奥さん ・・・」
「私も ・・・」
「逝き過ぎてフラフラやろ?
起こしてやるから30分ほど寝たらええ」
「ううん~ 大丈夫 ・・・^^」
「なんや奥さん~^^ 休憩くれよ^^?」
「いいよ^^ 咥えて遊んでおくから ・・・」
母以上かも知れません ・・・
主人
「叔父さんも帰らはったか?」
「うん みんな帰った ・・・」
「チャコのお父さんの
一回忌も終わったところで ・・・
お前に話しておきたいことがある」
「なに? あらたまって ・・・」
「お義父さんが俺を嫌ってた理由
実は俺 ・・・」
「知ってるよ ・・・」
「俺の親父と ・・・」
「知ってる ・・・」
「知ってたんか。 そうか ・・・
それやのに俺と結婚してくれたんやな。
ほんまに感謝してる ・・・」
「もう、昔の話よ。 安心して?
父は誰も恨んでいない ・・・」
昨日で晴れたはずだから ・・・
「遠慮しとく ・・・」
「お願いやから一緒に住んで?
一人でやっていけるの~?」
「チャコ よう聞いてくれ?
お前はお父さんに似て真面目。 いや
俺以上にまっすぐな心をしてる ・・・」
「またその話~?」
「正直ものがアホをみる。 騙されるぞ?」
「二年間見てきたやろ?
陽平さんはいい人よ? 大丈夫」
「っん~ ・・・
とにかく一緒には住めへん」
「せっかく同居してくれるって
言うてくれたはるのに~ ・・・
宮木のおじさんと何かあったの?
それを話してよ~? お父さん?」
「お前は知らんでいい ・・・
ただ自分の娘が泣く姿を見たくないだけや」
『茶子 主婦 37歳』 妻の告白
今から10年前、同じ高校の先輩だった
主人(宮木陽平 39歳)と交際を始め
その二年後に結婚しました
現在は6歳になる男の子がひとりいます。
交際当時から私の父は大反対
宮木の息子だけはあかん!と ・・・
激しく罵倒された日もあったほど。
私の父も主人の父も
同じ署に勤務していた警察官
その関係で主人とは
小さい頃から顔見知りでした。
その小さい頃の忘れていた記憶が
父の猛烈な反対のおかげで
徐々に蘇ってきたんです
あれは、突然初潮が始まった日
小6の冬だった ・・・
母
「私が綺麗にしてあげる^^」
宮木(主人の父)
「シャワー浴びてからでええやろ~」
「いや~ 待てへん~ ・・・」
「俺はええけど
ひと働きしてきたんやから匂うぞ^^?」
「いいの~
チョットくらい臭いほうが好き^^」
お父さんの同僚だった主人の父は
気がつけばうちに居る。といっていいほど
我が家へしょっちゅう出入りしてました。
その理由は奥さんと離婚して
一人やもめだったからと聞いています。
だいたいは息子の主人を連れて夜に。
しかし、たまに
お昼に来ていた時もあった。
お昼は専業主婦の母がひとり ・・・
母
「もう硬くなったわよ~ 宮木さん ・・・」
宮木(主人の父)
「佳代が上手いさかい ・・・
柔らかい乳や~ 吸いながら入れるぞ?」
「っん~ 入れて~ ・・・」
体調が優れず
保健の先生に促され帰宅した私は一番に
お母さんへ報告したいことがあったけど
なんとなく二人がいる部屋へ
近寄れる雰囲気じゃなかった。
それでも自分を襲う初めての体験が怖くて
いつ入ろうかと
和室の外で様子を窺っていると ・・・
母
「あぁ~ 気持ちいい~ 宮木さん~~」
宮木(主人の父)
「佳代~ いきなり締めるな~?
時間はあるんや ゆっくり感じろ?!」
「だって久しぶりやもん~ はぁん~」
「乳は柔らかいけど こっちは硬いな~」
「あっ~ そんなとこさわったら~ ・・・」
「さわって欲しくないんか?」
「いやん~ さわって?! グリグリして~」
二人の会話はそれまでも
何度となく聞いています。普通の大人の会話
でもこの日は少し違った。
硬い柔らかいは子供でもわかる
触るさわらないも ・・・
気持ち良いと母が言ってるから
宮木のおじさんにマッサージでも
してもらってるんだと思いました。
しかし
どうしても理解出来ないことがふたつ ・・・
父の前では佳代さんと呼ぶのに
そのときは「佳代」と呼び捨てにしていた事
そしてもうひとつが ・・・
母
「あぁ~ 逝きそう~ ・・・」
宮木(主人の父)
「今入れたとこやないかッ?」
「気持ち良過ぎて!」
「まだあかん~ ・・・」
「イヤっ! 逝くっ! 逝きたい~」
「そういう時はどう言うねん~?」
「はぁ~ 宮木さん 逝ってもいい~?」
「ここ 当たってるわ 佳代の好きな所に」
「はぁん~ お願い! 逝かせて?!」
「ここやなッ?!」
「そぉ~ そこっ!! あっダメ逝く!!
宮木さん?! 気持ちいい~~~~~
あっ 逝く!!!!!
ああぁ~~~ あぁん~~~~~~」
好きという言葉も同時に耳にしたけれど
この「イク・イカせて」という母の言葉は
私の記憶を父が掘り起こし聞かせてくれた物
子供の頃はわからなかったけど
今なら私にも理解出来ます。
母は父の同僚と浮気をしていた ・・・
両親が離婚したのはこの三年後
直接的な離婚理由は聞かされていません
そして宮木のおじさんは
うちの親が離婚した直後
交通事故で亡くなられました。
だから主人は私の父との同居を
快く了承してくれたんですが ・・・
主人
「明日か ・・・
なんかお義父さんの顔が
怒っているように見えるけど ・・・」
「暗い部屋で見るからよ~ 電気つけて?」
「二人とも親をなくしてしもたな」
「母親は両方共にピンピンしてるけどね^^」
「一回忌の前にお墓の掃除へ行って来い?」
「今日? 明日法要が済んでから~ ・・・」
「今日のほうがいい。
お義父さんは来て欲しそうな顔してる」
「わかった~^^ じゃあ行っておく」
「さて~ 仕事に行こか~」
「はい、お弁当。 行ってらっしゃい~」
生前の父が一度だけ口にしたこと
それが「親子の血」
父
「陽平君には宮木と同じ血が流れてる。
そしてお前には俺の血が。 騙されるぞ?」
おそらく父は母の浮気を知っていた。
その浮気相手と同じ血をひく主人を意識し
私に警戒を促していましたが二人は結婚。
しかし、孫も出来て
幸せに暮らす娘の姿は見てきたはずなのに
亡くなる直前まで
主人と言葉を交わすことはありませんでした
恨むのは私の夫じゃない。
主人の口からわざわざ
お墓に向かうことを言わせた父の執念。
「冷たッ?! 誰やッ?!」
「えっ? ああっ~! すみません~~」
「こんなてっぺんが真ん丸な墓石の上に
満タンこのバケツなんか置きやがって!」
「どうしよ~ タオルで ・・・」
「もうええッ! 寒い! あっちの小屋に行く」
一回忌の法要を控えていた前日
主人から墓の清掃をして来いと言われた私
冬の寒い時期だから
色々と横着をして慌てて洗っていると
墓石の上に置いたバケツがひっくり返って
知らない参拝者の男性にその水が ・・・
「すみませんでした~ ・・・」
男性
「この寺の檀家さんか?」
「はい そうです ・・・
ちょっとまだ濡れてるみたいだし ・・・」
「もうええよ? 美人やし許すわ^^」
「あは^^ はぁ~ ・・・」
「ストーブだけ付けてくれ」
「あっ はい ・・・」
お寺の中にある墓地。その隣に
お墓参りに来た人用の休憩所があります。
和室の部屋が二つある小さな建物
そこで二人、暖を取っていました。
「町のド真ん中にあるけど静かやな~」
「ええ~ いつもはもっと人が多い」
「雨も降ってきたし、もう誰もこうへん
奥さんと俺と二人だけや ・・・」
「おしょうにんさんが ・・・」
「車なかったやろ?
今日は岐阜の檀家の家まで行ったはる
夜まで帰ってこうへんで?」
「そうなんですか^^ 知らなかった ・・・」
「俺を濡らした罰や ゆっくりしていき?」
「あぁ~ はい ・・・^^」
初めてお会いする方ですが
気さくで話しやすい男性でした。 しかし
ストーブで部屋が暖まってくると ・・・
「着てたら風邪ひく。 脱いで乾かすわ」
と言って私の前で上半身を裸に ・・・
その空間がとても恥ずかしく
思わず口から出たのが ・・・
「いい体してらっしゃる。 スポーツでも?」
「昔はラグビーをやってた
今は暇つぶしに少し鍛えてる程度
ご主人はどんな人なん?」
「役所に勤めてる事務系の男性です^^」
「だから目がいくんか? 筋肉質の男に」
「ははっ^^ あっまぁ~ ・・・^^」
頭の中を見透かされているようでした。
付き合った当初は主人も筋肉質だったけど
今では影も形も残っていません
「抱かれた時の感触が違うで?」
「感触?」
「こうやって ・・・」
「あぁ~^^ ご主人 ・・・」
「俺は独身や 奥さん ・・・
どうや? ギュっとされた時の感触」
「っん~ 違いますね ・・・」
「奥さんが裸やったら
もっと違いがわかるんやけど?」
「あは^^ あっ? お名前 ・・・」
「飛馬。 斉藤飛馬って言います」
「変わったお名前ですね~」
「親父が野球好やったしな。 奥さんは?」
「宮木茶子です ・・・」
「チャコとひゅうま ・・・
二人とも昭和丸出しの名前やな^^」
「そうですね^^」
「チャコとひゅうまはこのあとどうなる?」
「どうなるって ・・・?」
「他人に冷たい水かけといて
キスもなしでお別れするんか?」
「あは^^ キスはないけど
ずっと斉藤さんに抱きしめ あぁ~~」
「急にデカい声、出さんといてや?
浮気でチューくらい経験あるやろ?」
「そんな~ ああぁ~ はぁ~ ・・・」
「誰もこうへん。 奥さんと俺だけ」
抱きしめられたその延長線上に
二人のキスは組み込まれていました
嫌がるような素振りも見せず
彼の温かい舌を受け入れた私
さらに胸も揉まれ感じてしまった ・・・
斉藤
「顔に似合わず大きい乳首してるやんか?」
「はぁ~ はぁ~ ・・・」
「続きは場所変えたほうがええか~?」
「はぁ~ あぁん~~ ・・・」
「どうやな?奥さん ・・・
ここでやってもかまへんのか?!」
「変えたほうが ・・・」
「近くにホテルがある。 俺の車でいこ」
部屋を出る間際
彼がタバコを吸っていた灰皿のチェックと
ストーブのスイッチを押して消しました。
そのとき10年間守り続けた私の貞操ボタンも
オフになったような気がした ・・・
斉藤
「奥さん~ 中もヌルヌルやで~?」
「はぁ~~ はっ~ ・・・」
「旦那と知り合ってから何本目や?」
「何本?」
「おお~ 何本目の浮気ペニスやな?」
「あぁ~~ 初めてっ!」
「ほ~ 信じられへんな こんな美人さんが」
一瞬の出来事 ・・・
彼に水を掛けてから
ホテルのベッドで抱き合うまで
二時間も経っていません。 これと同じことが
母の身にも起こった事なのかと
ふと頭をよぎりました ・・・
斉藤
「浮気の経験がない割には
遊び方を知ってるやんか? 奥さん~
そうや~ 自分から腰も動かしたらええ」
「気持ちいい~ ・・・」
「声は控えめやな ・・・
もっと突いてやったら大きくなるか?!」
「ああぁ~~ はぁ~ あぁん~~~」
「出るやんか~? その調子~
バックで突かれると犯されてる気分やろ?」
「はぁん~ 斉藤さん ・・・」
「なんや~?」
「もっと突いて ・・・?」
「そうや奥さん! 浮気は楽しむもんやで
なんぼでも突いたるさかいなッ?!」
「あっ~ あっ~ 気持ちいい~~~~!」
「顔上げて 前の鏡を見てみいや?」
「はぁ~ はぁ~ ・・・」
「どんな顔してる?
旦那以外のチ○ポで突かれて
悦んでるやろ~?! 奥さんの顔!」
「よろこ ・・・
あっ~!! 逝きそう~ ・・・」
「今入れたとこやないかッ?」
「気持ち良過ぎて!」
「まだあかん~ ・・・」
「イヤっ! 逝くっ! 逝きたい~」
「そういう時はどう言うんや? 奥さんッ!」
「はぁ~ 斉藤さん 逝ってもいい~?」
「当たってるわ 奥さんのGスポットに ・・・」
「はぁん~ お願い! 逝かせて?!」
「ここやなッ?!」
「そぉ~ そこっ!! あっダメ逝く!
気持ちいいひぃい~~~~~~
イヤっ! あっ!! 逝くぅ~~~~!!
ああぁ~~~ はぁん~~~~~~」
あの時の
母の口から出た卑猥な言葉とソックリ!
私は父に似た真面目人間ではなく
母譲りなのかも知れない。 いえ ・・・
斉藤
「ふぅ~~ 良かったわ 奥さん ・・・」
「私も ・・・」
「逝き過ぎてフラフラやろ?
起こしてやるから30分ほど寝たらええ」
「ううん~ 大丈夫 ・・・^^」
「なんや奥さん~^^ 休憩くれよ^^?」
「いいよ^^ 咥えて遊んでおくから ・・・」
母以上かも知れません ・・・
主人
「叔父さんも帰らはったか?」
「うん みんな帰った ・・・」
「チャコのお父さんの
一回忌も終わったところで ・・・
お前に話しておきたいことがある」
「なに? あらたまって ・・・」
「お義父さんが俺を嫌ってた理由
実は俺 ・・・」
「知ってるよ ・・・」
「俺の親父と ・・・」
「知ってる ・・・」
「知ってたんか。 そうか ・・・
それやのに俺と結婚してくれたんやな。
ほんまに感謝してる ・・・」
「もう、昔の話よ。 安心して?
父は誰も恨んでいない ・・・」
昨日で晴れたはずだから ・・・
相互リンクサイト |
相互リンクサイト |
相互リンクサイト |
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