ドミノ
小さな町で起こった 1件の交通事故
乗っていた男女は軽症で済んだらしいけど
この事故がきっかけとなり
あらゆる人々を巻き込む大惨事の事故と発展した ・・・
『俊男 製造業 40歳』 旦那の告白
叔父が俺の家の近所で箱を作っている会社をやっていて
今はそこで働いています。昔は印刷屋に勤めていました。
その印刷屋で妻 晴美(38歳)と知り合い結婚しました。
もう10年になります。 そして 子供が一人 女の子(いずみ)
小学2年生です。
妻は近所のスーパーにパートで行っています。共稼ぎです。
この妻 晴美は鳥取の人。小さな村の出ですが
短大生の頃、ミス鳥取に選ばれたほどの美人です。
2年ほど地元のTV局でリポーターやら
なんちゃってタレントをやっていたそうですが
その後、大阪に出て就職をして あの印刷屋で俺と出会いました。
今は俺の地元、京都で暮らしています。
まあ たまたまなんですが
俺の地元のこの小さな町には美人がとても多い。
でも、その中でも群を抜いてるのが晴美です。
あんな美人がスーパーの店員をやってるのがおかしい ・・・
先にも触れましたが そんな小さな町で
ある 交通事故が起きました。
運転していたのはAさん 男性と Bさん 女性
このAさん Bさん
うちの娘が通う小学校に同じく
娘や息子が通っている お父さん お母さん。
子供達は兄弟でもなんでもない
いわゆる ・・・ 不倫ってやつですわ
事故当時、最初はまず 不倫説が流れましたが
その後、否定的な噂も流れました。
でも ・・・ Bさん いや B子さんとしましょうか
このB子さんのご主人が家を出たらしいんです。
それでまた ああ~ やっぱり不倫をしていて
それを知ったB子さんのご主人が出て行ったんだな
って 事になりました。
噂の伝わるスピードって恐ろしいですね ・・・
この一件でそれを目の当たりにしましたよ
俺は妻に
「お前は大丈夫だろうな~?」 って 冗談で聞いたりしてました。
妻も
「あなたこそ 大丈夫なの~?」 って 笑って返してました。
そら ・・・
あのご主人が家を出る気持ちも分かる。
誰も知らないところで 妻が 旦那が浮気をしていたなら
まだ 夫婦だけの問題で解決出来そうだけど
こんな小さな町で噂になれば ・・・
かわいそうねご主人 奥さんが浮気してたらしいわよ ・・・
なんて 噂が流れて 恥ずかしくて外も歩けないようになる。
そして そのご主人が出ていったあたりから
色んな問題が浮き彫りになってきた ・・・
B子さんのご主人は子供を連れて出ていったらしい
まあ 俺でもそうする そんな嫁に子供を任せられないからね。
Aさん 男性も妻子持ち もちろん 不倫は解消
そして、少し気でもふれてしまったのか
このB子さんが 全く別の不倫カップル Cさん D子さんの
噂をこの小学校の全域に伝わるほど大きく広めてしまった。
俺達夫婦にもすぐに伝わってきた。
Cさんは息子がうちの娘と同じ小学校に通っている。
D子さんは その小学校を去年卒業した娘がいる。
こちらも正真正銘の不倫カップルだった。
この二人には離婚問題などはなかったが
Cさんが 別の女性 E子さんとも不倫をしていたモテ男さん。
この不倫騒動に反旗を翻したのが そう E子さん
私を騙してたのね! と そんな感じでしょうか
E子さんが流した噂は Cさんが付き合う また別の女性 F子さんのこと。
E子さんが 悔しさのあまり Cさん D子さん F子さんを潰しにかかった。
まあ そんなところでしょう。
全員が妻子持ち 旦那あり の 既婚者ばかり
全て同じ地域に住む知り合いです。
そして最後に ・・・
とんでもない噂が俺の耳に入ってきたんです。
うちの工場が箱を卸している近所の陶器屋さんに
配達へ出かけた時の話しです。
そこの奥さんは近所でも有名な しゃべたん
お喋りが大好きな ・・・ と いう意味です。
「えらい色んな噂が広まってるけど
あんたとこの奥さんは大丈夫か?」
「ええ うちの妻は大丈夫だと思いますよ」
と 笑って答えると ・・・
「何をのんきな事言うてんのやな
Cさんが一番最初に口説いたんは あんたとこの奥さんやがな」
「ええ ・・・ そうなんですか?」
「どうなったか知らんで~ 口説かれてたってだけの噂やしな」
「へえ ・・・ 妻に聞いてみようかな」
「そんなもん 言うわけないがな
浮気してますって 自分から言う人がおるかいな」
「まあ ・・・ そうですね ・・・」
「あんたとこの美人の奥さんに断わられたし
他の女に手を出しまくったんかも知れんけど 一応、気つけときや
噂になったら 外へ出れんようになるで」
と こんなやりとりでした。
あの モテ男のCさんが 仮に ・・・ うちの妻とも付き合っていた
と なると ・・・ まるで ドミノのように 次々と倒れ
一番最後 それも俺の目の前で倒れた駒が 晴美 ってことになります。
最初の交通事故の Aさん B子さん
モテ男 Cさんと不倫をしていたのが D子 E子 F子さん
そして ・・・ 仮定ですが ・・・ 晴美
この人たちには共通点がありました。 「陶芸サークル」
モテ男 Cさんはこの陶芸サークルの主催者
京都の清水焼文化を継承する陶芸家のおひとり。
ゆくゆくは人間国宝になるだろうと言われています。
2年前に始まったこのサークル
妻 晴美が「行きたいな~」 と 言ったので
「どうぞ 好きなことしてや」 と 俺は言いました。
でも ・・・
晴美は通い出して2ヶ月足らずで辞めたんです。
「どうしたん?」 って 聞くと
「うん ちょっと私には難しすぎる ・・・」 でした。
まあ 妻が辞めたその後に発展した あのサークル内での浮気騒動なんで
俺も全然 そのあたりは気にしていませんでしたが ・・・
あの 陶器屋の奥さんの話しを聞いてから
少し妻を疑うようになってしまいました。
本当に断わったのか?
断わった理由は?
そもそも本当に口説かれたのか?
もしかしてCさん以外に男がいたのか?
なんて ・・・ 疑い出すとキリがありません。
しかし 陶芸サークルという キーワードが出現した以上
全くの無視を決めこんでるのも 逆におかしい ・・・
ここは 冗談っぽくでもいいから
妻に何か言っておくべき ・・・ そう思ったんです。
そして ある日の夜
「なあ 晴美 よう考えたら あの不倫の連中
みんな陶芸サークルやな?
「そうね」
「お前知らんかったん?」
「知らない。 だってすぐに辞めたんだもん」
「お前もCさんに 口説かれたことが?
あったり? なかったり?」 と 笑って言いました。
「なかったり。 です」 と 妻は笑って答えました。
ちょっと安心した。 笑って返すあたり余裕がある。
深刻に話されると心配になるしね ・・・
しかし これだけの不倫騒動を目の当たりにすると
不安はなかなか消えません。ここは不倫が多い
もしくは不倫になりやすい そんな地域だったのか ・・・
なんて 考えてしまいます。
俺は次の日の仕事終わりの夕方に
もう1度、陶器屋の奥さんに会いに行きました。
何かヒントがもらえるかもしれん。
近所の和菓子屋で買ったおまんじゅうを持って ・・・
奥さんが出て来られました。
「ご飯どきにすみません」
「ええよ かまへん どしたん?」
「いや~ もうちょっとCさんと妻のことで何か知っておられる事が
あるなら 教えて欲しいなと 思いまして ・・・」
「うん ・・・ ほんまわな言うてあげようと思ってた。でも あんたは
奥さんのこと信じきってたから やめたんや」
「えっ やっぱり うちの妻とCさんの間に何かあったということですか?」
「いやいや 森田なんて 鼻くそよ。 あんたほんま言うて大丈夫か?」
森田さんとは 陶芸家のCさんのことです。
「森田さんじゃなくて ・・・ ということですか?」
「あんた ・・・ 激高して 私をどついたりせえへんか?」
「それはないです」
「ううん やっぱり怖いし 隣の竹田さん 呼ぶわ
あの人のほうが詳しいさかい」
なんかやばそうな雰囲気です。俺が激高しそうな話しってことか ・・・
隣の竹田さんも陶器屋さんです。
この辺は陶器屋さんばかりが並んでる通りです。
以下、竹田さんも 交えてのお話しです。
「この人の奥さんのこと 話してあげてよ」
「こんばんは 竹田さんも何かご存知で?」
「こんなこと あるんやな~ てっきりご主人も知ってるんかなと
思ってたわ。ほな ・・・ 知らんのはご主人だけか」 と 竹田さん
「えええっ そんな有名な話しなんですか?」
「この区域のおばちゃん連中はみんな知ってるで」
「・・・で ・・・ その 妻の相手は森田さんではなく 誰なんでしょうか?」
「覚悟決めや」
「はい ・・・」
「肉屋の赤城や」
「えっ あの男前の?」
「そう 男前で紳士やろ みんなあれに騙されるんや」
赤城とは スーパーに入ってるお肉屋さんの従業員
年齢は俺と一緒くらいかな ・・・
「あれは 大阪から流れてきた ヤクザやで」
「ヤクザ? 全然そんな風に見えませんけど ・・・」
「なんでぇ 銭湯で会ったことないか?背中に入れ墨入ってるやんか
私も前、番台のとこから見たがな」
「へえ~」
「奥さん 昼ごはん どうしてる?」
「お店で食べてると ・・・」
「まあ そう言うわな。スーパーの隣に古いアパートあるやんな?
赤城はあそこに住んでるんや。昼にあんたとこの奥さんと
そのアパートに入って行くとこ見た人ようけおるで~」
「ええええっ ・・・ 本当ですか?」
「うん 間違いない」
「爽やかな男前やし みんな最初は騙される。電気屋の奥さんは
アレに相当入れ込んで300万くらい穴開けたらしいで」
「へえ~」
「ほんで 電気屋の旦那にバレて別れたんやろ。
その後があんたとこの奥さんってことや」
「うちの妻も ・・・ 入れ込んでいる ・・・」
「いや あんたとこの奥さんは美人やし おそらく逆やろ。
赤城が入れ込んでる可能性があるな」
「ほお ・・・」
「他の女に貢がせて あんたとこの奥さんと遊ぶ金にしてるんちゃうか」
「その ・・・ 手を繋いでいたとか 肩を組んでいたとか
そういう目撃情報はないんですかね ・・・」
「手とか肩て ・・・ おこちゃま やな ・・・」
「はあ ・・・」
「極めつけ言おうか?」
「あっ はい」
「ひっくり返りなや」
「はい ・・・」
「毎日かどうかは知らんで?昼の休憩の時に二人で
赤城の部屋へ入ったあと。しとった らしい ・・・」
「しとった とは ・・・?」
「セックスやんか」
「へええええええ ・・・ マジですか ・・・」
「うん マジや」
「あの 裏にもうひとつ古いアパートあるやんな。青い屋根のほう」
「ああ~ あったかな ・・・」
「そこに うちらの友達が住んでんねん。関口さん 知ってるか?」
「顔を見たら分かるかも ・・・」
「その関口のおばちゃんが 見たんや」
「どうやってですか?」
「赤城は窓全開でしとるらしい どんな女とも。ほんで関口さんが
見たときはあんたとこの奥さんやったらしいわ」
「あんたにしたら ちょっと信じがたい話しやろ」
「はい ちょっと ・・・」
「でも みんな知ってるよ。 とうの昔に ・・・」
「昔って いつごろからか それも分かりますか?」
「だって ・・・ 関口さんが見たんが もう3年前の話しやしな~」
「3年前?? そんな前から ・・・」
「あんた 自分の目で確かめたらどうや?」
「どうやってですか?」
「私が関口のおばちゃんに頼んであげるさかい。
お昼にでも行って 見させてもらいなさいな」
「そんなこと出来ます?」
「関口のおばちゃん 一人で住んでるしな
お茶菓子くらいで なんとでもなる。そのかわりうちも連れて行ってや」
ドミノの駒どころか ・・・
一番後ろに 難攻不落の本丸がひかえていたとは ・・・
ちょっと待ってくださいよ ・・・
妻がパートに行き始めたのは娘が小学校に入った年
2年前です ・・・ って ことはパートを始める前に
すでに赤城と浮気をしていた ・・・ ということになります。
とりあえず 今日は帰ります
妻の顔を見て 普通に話せるか少し不安ですが ・・・
「ただいま」
「あらっ 遅かったのね 残業?」
「いや 本屋に行ってた」
「そう ご飯出来てるよ」
「あの~ 晴美」
「なに?」
「パートの時 昼ご飯は何処で食べてるんやったっけ?」
「前にも話したけど ・・・ お店よ」
「あなた ・・・ まだ陶芸サークルの件 気にしてるのね」
「いや そんなんちゃうよ」
「私が浮気なんて するわけないでしょ
あなたが私の性格を一番知ってるくせに ・・・」
「いやいや 疑ったりしてへんよ」
「私を疑うなら あなたの携帯から何から何まで調べるわよ?」
と 笑って言いました ・・・。
キリのいいところで
来週の月曜日から 俺は次の日 竹田さんにそうお願いしました。
竹田さんは もうすでに関口さんに声をかけてくれていたらしく
OKだということでした。浮気現場を見つけるまで ・・・
お茶菓子で済むなら毎日でも持参します。
俺は叔父さんに頼んで いつもより多く昼の休憩が欲しい
と 言いました。その分給料から引いてくれと ・・・
そして ・・・
月曜日が来ました。
11時半に竹田さんを迎えに行き 二人で関口さん宅へ ・・・
「こちら 関口さん そして 丸山さん」
丸山は俺の苗字です。
「こんにちは 無理言ってすみません」
「箱屋のお兄ちゃんやな ・・・」
「あっ そうです」
「どうせ一人で暇やし 好きなだけ居てや」
「あの ・・・ ちなみに うちの妻を見た時の状況なんか
覚えておられますか?」
「あの、 レジの一番綺麗な人やろ」
「そうや その人や」 と 竹田さん
「見たのが3年も前やしな ・・・ もうあれから 窓は開けてへんねん
赤城の声もその女の声もうるさくって ・・・ もう うちら
あんなん見て興奮する歳ちゃうしな~ ワハハ」
「じゃ それ以降もあったと言うことですか?」
「それ以降も それ以前もよ 赤城はしょっちゅう
色んな女を引っ張り込んでるしな」
「そうですか ・・・」
「窓 開けていいですか?」
「全部開けなや 目の前のやし バレるで」
こちらも 赤城の部屋もアパートの2階です。
言われた通り 少しだけ 開けると 目の前に大きな窓が ・・・
「見えるやろ あの 大きい窓を 全開にして やりよるんやで
アイツは顔はええけど 頭は悪いわ」
俺はこの日のために友達から
望遠レンズの付いたカメラを借りていました。
1時まで 粘りましたが 誰も来ず 窓も開かず ・・・
2日目 火曜日です。
赤城が20分ほど 帰っていましたが 他は誰も来ず。
でも ・・・ ハッキリと見える距離です。
3日目 水曜日
水曜日は妻の休みの日です。 水・日の2日が妻の休み
一応、念のために張り込みました。
12時前ですが 赤城はいるようです。
すると ・・・ あちらのアパートの階段を上がる音が聞こえました。
晴美かな ・・・
心の中ではまだ晴美を信じています。
この噂がガセであるように ・・・ そう願っています。
窓が閉まっているときは 磨りガラスなので影しか見えません。
影が増えました ・・・
階段を上がってきた人でしょうか ・・・
赤城の部屋の窓が少し開きました。 半分の半分 全体の4分の1です。
そして ・・・
俺が見つける前に 竹田さんが ・・・
「ほらっ あんたとこの奥さんやんか!」
妻です ・・・晴美です。
その部屋にテーブルが置いてあり
丁度、俺達から見える位置に妻が座りました。
赤城の居るところは まだ 磨りガラス部分です。
「ほらな 丸山さん 言うた通りやろ?」
竹田さんは 他人事なんで 喜んでいます ・・・
でも まだ わかりません 友達関係かも知れない
関口さんが見たのは 別の女性という可能性も ・・・
関口さん、目も悪そうだし ・・・
おそらく 赤城自身も お年寄りばかりが住むアパートなんで
安心しきっているのかも 知れません。
それにしても
会話も聴きたいのに 俺の耳もとで竹田さんが ずっと喋るんです ・・・
妻の服装は見たことあるものです。特別、一張羅でもありません。
ブラウスにジーパンです。
娘が早ければ昼過ぎに帰ってきますので
妻の自由な行動が取れる時間帯は昼の1時までが限度です。
今で丁度、12時 ・・・ さて勝負は 今から1時間です。
性交渉の写真でも撮らないと 妻に 友達だよ なんて
はぐらかされてしまいます。
12時15分 まだずっと 会話中。 動きがありません。
「あんた 電話してみよし 何処にいる? って
奥さんが嘘をつく瞬間を ここから 見れるんやで」
竹田さんは楽しんでいます。
電話なんかしたら 怪しまれて 帰ってしまいます。
すると ・・・
赤城が窓を全開にしました ・・・
赤城はパンツ1丁でした ・・・
これは 友達関係ではない! 俺でも分かる。
「ほらっ 今からするって 合図やで 丸山さん カメラ構えときやっ」
「はいっ ・・・」
「奥さん 上の服脱ぐんとちゃうか」
妻が立ち上がって ブラウスもブラジャーも素早く脱ぎました ・・・
そして ジーパンもパンツも ・・・ 丸裸です。
その間に赤城が布団を敷いていました。
赤城もパンツを脱いで 二人ともスッポンポンです。
布団の上で体を絡ませて キスをしています ・・・
「ほら 丸山さん いっぱい撮りや 始まったで」
まさかの展開に
もう ・・・ 手が震えています。
話している時よりも 声が大きく聴こえてきます。
こんな 窓が全開の部屋で あんあんと 大きく声をあげるんでしょうか?
でも ・・・ 関口さんの 耳でも うるさく感じたくらいやし ・・・
赤城は寝ています
妻は赤城の ・・・ チ〇ポを咥えて 手と口を使ってしごいています ・・・
ジュルジュルと音が聴こえます。
「あんたにも あんなことするんか?」
いえ ・・・
俺はあんなに音を立てたフェラチオは してもらってません ・・・
妻のお尻が少しこちらへ向いて ・・・
赤城がおまん〇に指を入れて 出し入れしています。
あっ 声が聴こえてきました ・・・
気持ち良さそうに喘いでいます ・・・
赤城が起き上がりました
妻はそのまま 四つん這いになって 窓の際まで来ました。
顔を窓に出すかのように 丸見えです ・・・
ああ 入ったようです ・・・ 後ろから ・・・
妻は突かれるたびに あんあん と 啼いてます ・・・
これは ・・・ 外に丸聞こえや
竹田さんが ・・・
「関口さんの言うてたんは これやな ・・・
あんたとこの奥さん 綺麗な顔に似合わず 凄い事すんな」
もう今で 50枚以上は撮っています。
この四つん這いで顔がハッキリ見える写真は言い逃れが出来ません。
決定的な写真はもう収めました。
あとは これから何をするか だけです。
「あんた 嫁さんのアレ見て 立ってるんとちゃうか ワハハ」
竹田さんは大喜びです。
おそらく口止めをしても 明日には噂になっているでしょう ・・・
それはもう どうでもいい
こんなことをしてる妻と一緒に暮らしていけるわけがない ・・・
少し位置を変えました ・・・
さっきのテーブルに妻が手をついて ・・・
「ほら 丸山さん 見てみ 赤城の背中 墨入ってるやんな」
驚愕です ・・・
背中に墨を入れた男に妻が後ろからチ〇ポをほうり込まれている。
それが ・・・ 犯されているんじゃないんですよ ・・・
声出して あんあんと 凄く悦んでいるんですよ ・・・
もう 俺は呆然としています。
ついこの前
私が浮気なんてするわけないでしょう って 言ってた妻が ・・・
赤城がこちらに頭を向けて寝ました。
うんうん でしょうね ・・・
妻が跨って ・・・ 上に乗って 腰を振り出しました
赤城は妻のおっぱいを 下から揉んでいます。
妻はこっちを向いていますが
相当、セックスに夢中なようで 窓全開も全く気にしていません。
声もすごい出しています。
「あんたとこの奥さん 細いのに おっぱい大きいんやな」
「あっ はい ・・・」
妻が服を脱いでから 今で30分くらいですかね ・・・
もうそろそろ 終るでしょ ・・・
あれっ 赤城が起きて 消えました ・・・
瓶ビールを持ってきました ・・・
妻と一緒に ひとつのコップで飲んでいます ・・・
終ったのか? 騎上位でフィニッシュ? どこに出したんや?
妻がテーブルに手をついて ビールを飲んでますが ・・・
あっ 赤城が また バックで入れました
終ってなかった ・・・ 休憩ですか ・・・
ちょっと 昼が回ってしまいそうなんで ここで観察は終了しました。
一応 竹田さんには 口止めしましたが ・・・ 無理でしょう
急いで工場へ戻り その日の仕事を終えました。
夕方、コンビニでプリントです。120枚も撮っていましたが
決定的なものを厳選して10枚にしました。
夕食は普通に食べて
娘が寝たころ 妻の前に写真を出しました。
写真を手にとり 見ながら 黙っています。
「お前も知ってる通り 俺の持論は
1度浮気したやつは 何度でもする や」
「謝罪させてください ・・・」
「無理。 いずみを置いて 出て行ってくれ
赤城のアパートでええやんけ」
「イヤ ・・・」
「イヤ と 言いながら 窓全開にして あんあん 啼いてたやんけ」
「謝罪させてください ・・・」
「謝罪はええ。離婚するし。 ただ償いとして
なんで こうなったか理由を言え 言わへんなら
いずみと 別れの挨拶も無しに 今すぐ出て行ってもらう
裁判したら100%俺が勝つで」
「3年前、買い物してる時に声をかけられて ・・・
付き合うことに ・・・」
「そして、一緒の職場なら毎日会えるし ・・・
あのスーパーにパートへ」
「その 3年前に もう 今日のようなセックスの現場を
向かいのおばちゃんが見てたんやけど
付き合ってすぐに エッチな関係になったのか?」
「そう ・・・」
「そう って どれくらい期間があいてるんや 何週間とか?」
「ううん 声をかけられた その日」
「その日??」
「ねえ ・・・ あなた もう無理ですか 私達 ・・・」
「無理やな 諦めてくれ」
晴美は朝まで延々と泣いていました。
一連の不倫騒動で本丸が落ちた瞬間です。
それからも何度も話し合って 結果 離婚が決まりました。
娘のいずみは俺が育てます。
そして 晴美がこの家を出て行く時でした。
クローゼットの中から 見たこともない服やカバンがたくさん出てきました。
やはり 美人だし 貢がれていたようです。
竹田さんの言う通りだ。
明日から 俺は
ご主人かわいそうに 奥さん浮気してたそうよ ・・・
なんて 影で言われるでしょう
いや もう 何年も前から 言われていたかも知れません。
車の衝突事故から 始まりました この出来事
最後は 俺達が 大きくクラッシュをして 粉々に砕け散りました。
乗っていた男女は軽症で済んだらしいけど
この事故がきっかけとなり
あらゆる人々を巻き込む大惨事の事故と発展した ・・・
『俊男 製造業 40歳』 旦那の告白
叔父が俺の家の近所で箱を作っている会社をやっていて
今はそこで働いています。昔は印刷屋に勤めていました。
その印刷屋で妻 晴美(38歳)と知り合い結婚しました。
もう10年になります。 そして 子供が一人 女の子(いずみ)
小学2年生です。
妻は近所のスーパーにパートで行っています。共稼ぎです。
この妻 晴美は鳥取の人。小さな村の出ですが
短大生の頃、ミス鳥取に選ばれたほどの美人です。
2年ほど地元のTV局でリポーターやら
なんちゃってタレントをやっていたそうですが
その後、大阪に出て就職をして あの印刷屋で俺と出会いました。
今は俺の地元、京都で暮らしています。
まあ たまたまなんですが
俺の地元のこの小さな町には美人がとても多い。
でも、その中でも群を抜いてるのが晴美です。
あんな美人がスーパーの店員をやってるのがおかしい ・・・
先にも触れましたが そんな小さな町で
ある 交通事故が起きました。
運転していたのはAさん 男性と Bさん 女性
このAさん Bさん
うちの娘が通う小学校に同じく
娘や息子が通っている お父さん お母さん。
子供達は兄弟でもなんでもない
いわゆる ・・・ 不倫ってやつですわ
事故当時、最初はまず 不倫説が流れましたが
その後、否定的な噂も流れました。
でも ・・・ Bさん いや B子さんとしましょうか
このB子さんのご主人が家を出たらしいんです。
それでまた ああ~ やっぱり不倫をしていて
それを知ったB子さんのご主人が出て行ったんだな
って 事になりました。
噂の伝わるスピードって恐ろしいですね ・・・
この一件でそれを目の当たりにしましたよ
俺は妻に
「お前は大丈夫だろうな~?」 って 冗談で聞いたりしてました。
妻も
「あなたこそ 大丈夫なの~?」 って 笑って返してました。
そら ・・・
あのご主人が家を出る気持ちも分かる。
誰も知らないところで 妻が 旦那が浮気をしていたなら
まだ 夫婦だけの問題で解決出来そうだけど
こんな小さな町で噂になれば ・・・
かわいそうねご主人 奥さんが浮気してたらしいわよ ・・・
なんて 噂が流れて 恥ずかしくて外も歩けないようになる。
そして そのご主人が出ていったあたりから
色んな問題が浮き彫りになってきた ・・・
B子さんのご主人は子供を連れて出ていったらしい
まあ 俺でもそうする そんな嫁に子供を任せられないからね。
Aさん 男性も妻子持ち もちろん 不倫は解消
そして、少し気でもふれてしまったのか
このB子さんが 全く別の不倫カップル Cさん D子さんの
噂をこの小学校の全域に伝わるほど大きく広めてしまった。
俺達夫婦にもすぐに伝わってきた。
Cさんは息子がうちの娘と同じ小学校に通っている。
D子さんは その小学校を去年卒業した娘がいる。
こちらも正真正銘の不倫カップルだった。
この二人には離婚問題などはなかったが
Cさんが 別の女性 E子さんとも不倫をしていたモテ男さん。
この不倫騒動に反旗を翻したのが そう E子さん
私を騙してたのね! と そんな感じでしょうか
E子さんが流した噂は Cさんが付き合う また別の女性 F子さんのこと。
E子さんが 悔しさのあまり Cさん D子さん F子さんを潰しにかかった。
まあ そんなところでしょう。
全員が妻子持ち 旦那あり の 既婚者ばかり
全て同じ地域に住む知り合いです。
そして最後に ・・・
とんでもない噂が俺の耳に入ってきたんです。
うちの工場が箱を卸している近所の陶器屋さんに
配達へ出かけた時の話しです。
そこの奥さんは近所でも有名な しゃべたん
お喋りが大好きな ・・・ と いう意味です。
「えらい色んな噂が広まってるけど
あんたとこの奥さんは大丈夫か?」
「ええ うちの妻は大丈夫だと思いますよ」
と 笑って答えると ・・・
「何をのんきな事言うてんのやな
Cさんが一番最初に口説いたんは あんたとこの奥さんやがな」
「ええ ・・・ そうなんですか?」
「どうなったか知らんで~ 口説かれてたってだけの噂やしな」
「へえ ・・・ 妻に聞いてみようかな」
「そんなもん 言うわけないがな
浮気してますって 自分から言う人がおるかいな」
「まあ ・・・ そうですね ・・・」
「あんたとこの美人の奥さんに断わられたし
他の女に手を出しまくったんかも知れんけど 一応、気つけときや
噂になったら 外へ出れんようになるで」
と こんなやりとりでした。
あの モテ男のCさんが 仮に ・・・ うちの妻とも付き合っていた
と なると ・・・ まるで ドミノのように 次々と倒れ
一番最後 それも俺の目の前で倒れた駒が 晴美 ってことになります。
最初の交通事故の Aさん B子さん
モテ男 Cさんと不倫をしていたのが D子 E子 F子さん
そして ・・・ 仮定ですが ・・・ 晴美
この人たちには共通点がありました。 「陶芸サークル」
モテ男 Cさんはこの陶芸サークルの主催者
京都の清水焼文化を継承する陶芸家のおひとり。
ゆくゆくは人間国宝になるだろうと言われています。
2年前に始まったこのサークル
妻 晴美が「行きたいな~」 と 言ったので
「どうぞ 好きなことしてや」 と 俺は言いました。
でも ・・・
晴美は通い出して2ヶ月足らずで辞めたんです。
「どうしたん?」 って 聞くと
「うん ちょっと私には難しすぎる ・・・」 でした。
まあ 妻が辞めたその後に発展した あのサークル内での浮気騒動なんで
俺も全然 そのあたりは気にしていませんでしたが ・・・
あの 陶器屋の奥さんの話しを聞いてから
少し妻を疑うようになってしまいました。
本当に断わったのか?
断わった理由は?
そもそも本当に口説かれたのか?
もしかしてCさん以外に男がいたのか?
なんて ・・・ 疑い出すとキリがありません。
しかし 陶芸サークルという キーワードが出現した以上
全くの無視を決めこんでるのも 逆におかしい ・・・
ここは 冗談っぽくでもいいから
妻に何か言っておくべき ・・・ そう思ったんです。
そして ある日の夜
「なあ 晴美 よう考えたら あの不倫の連中
みんな陶芸サークルやな?
「そうね」
「お前知らんかったん?」
「知らない。 だってすぐに辞めたんだもん」
「お前もCさんに 口説かれたことが?
あったり? なかったり?」 と 笑って言いました。
「なかったり。 です」 と 妻は笑って答えました。
ちょっと安心した。 笑って返すあたり余裕がある。
深刻に話されると心配になるしね ・・・
しかし これだけの不倫騒動を目の当たりにすると
不安はなかなか消えません。ここは不倫が多い
もしくは不倫になりやすい そんな地域だったのか ・・・
なんて 考えてしまいます。
俺は次の日の仕事終わりの夕方に
もう1度、陶器屋の奥さんに会いに行きました。
何かヒントがもらえるかもしれん。
近所の和菓子屋で買ったおまんじゅうを持って ・・・
奥さんが出て来られました。
「ご飯どきにすみません」
「ええよ かまへん どしたん?」
「いや~ もうちょっとCさんと妻のことで何か知っておられる事が
あるなら 教えて欲しいなと 思いまして ・・・」
「うん ・・・ ほんまわな言うてあげようと思ってた。でも あんたは
奥さんのこと信じきってたから やめたんや」
「えっ やっぱり うちの妻とCさんの間に何かあったということですか?」
「いやいや 森田なんて 鼻くそよ。 あんたほんま言うて大丈夫か?」
森田さんとは 陶芸家のCさんのことです。
「森田さんじゃなくて ・・・ ということですか?」
「あんた ・・・ 激高して 私をどついたりせえへんか?」
「それはないです」
「ううん やっぱり怖いし 隣の竹田さん 呼ぶわ
あの人のほうが詳しいさかい」
なんかやばそうな雰囲気です。俺が激高しそうな話しってことか ・・・
隣の竹田さんも陶器屋さんです。
この辺は陶器屋さんばかりが並んでる通りです。
以下、竹田さんも 交えてのお話しです。
「この人の奥さんのこと 話してあげてよ」
「こんばんは 竹田さんも何かご存知で?」
「こんなこと あるんやな~ てっきりご主人も知ってるんかなと
思ってたわ。ほな ・・・ 知らんのはご主人だけか」 と 竹田さん
「えええっ そんな有名な話しなんですか?」
「この区域のおばちゃん連中はみんな知ってるで」
「・・・で ・・・ その 妻の相手は森田さんではなく 誰なんでしょうか?」
「覚悟決めや」
「はい ・・・」
「肉屋の赤城や」
「えっ あの男前の?」
「そう 男前で紳士やろ みんなあれに騙されるんや」
赤城とは スーパーに入ってるお肉屋さんの従業員
年齢は俺と一緒くらいかな ・・・
「あれは 大阪から流れてきた ヤクザやで」
「ヤクザ? 全然そんな風に見えませんけど ・・・」
「なんでぇ 銭湯で会ったことないか?背中に入れ墨入ってるやんか
私も前、番台のとこから見たがな」
「へえ~」
「奥さん 昼ごはん どうしてる?」
「お店で食べてると ・・・」
「まあ そう言うわな。スーパーの隣に古いアパートあるやんな?
赤城はあそこに住んでるんや。昼にあんたとこの奥さんと
そのアパートに入って行くとこ見た人ようけおるで~」
「ええええっ ・・・ 本当ですか?」
「うん 間違いない」
「爽やかな男前やし みんな最初は騙される。電気屋の奥さんは
アレに相当入れ込んで300万くらい穴開けたらしいで」
「へえ~」
「ほんで 電気屋の旦那にバレて別れたんやろ。
その後があんたとこの奥さんってことや」
「うちの妻も ・・・ 入れ込んでいる ・・・」
「いや あんたとこの奥さんは美人やし おそらく逆やろ。
赤城が入れ込んでる可能性があるな」
「ほお ・・・」
「他の女に貢がせて あんたとこの奥さんと遊ぶ金にしてるんちゃうか」
「その ・・・ 手を繋いでいたとか 肩を組んでいたとか
そういう目撃情報はないんですかね ・・・」
「手とか肩て ・・・ おこちゃま やな ・・・」
「はあ ・・・」
「極めつけ言おうか?」
「あっ はい」
「ひっくり返りなや」
「はい ・・・」
「毎日かどうかは知らんで?昼の休憩の時に二人で
赤城の部屋へ入ったあと。しとった らしい ・・・」
「しとった とは ・・・?」
「セックスやんか」
「へええええええ ・・・ マジですか ・・・」
「うん マジや」
「あの 裏にもうひとつ古いアパートあるやんな。青い屋根のほう」
「ああ~ あったかな ・・・」
「そこに うちらの友達が住んでんねん。関口さん 知ってるか?」
「顔を見たら分かるかも ・・・」
「その関口のおばちゃんが 見たんや」
「どうやってですか?」
「赤城は窓全開でしとるらしい どんな女とも。ほんで関口さんが
見たときはあんたとこの奥さんやったらしいわ」
「あんたにしたら ちょっと信じがたい話しやろ」
「はい ちょっと ・・・」
「でも みんな知ってるよ。 とうの昔に ・・・」
「昔って いつごろからか それも分かりますか?」
「だって ・・・ 関口さんが見たんが もう3年前の話しやしな~」
「3年前?? そんな前から ・・・」
「あんた 自分の目で確かめたらどうや?」
「どうやってですか?」
「私が関口のおばちゃんに頼んであげるさかい。
お昼にでも行って 見させてもらいなさいな」
「そんなこと出来ます?」
「関口のおばちゃん 一人で住んでるしな
お茶菓子くらいで なんとでもなる。そのかわりうちも連れて行ってや」
ドミノの駒どころか ・・・
一番後ろに 難攻不落の本丸がひかえていたとは ・・・
ちょっと待ってくださいよ ・・・
妻がパートに行き始めたのは娘が小学校に入った年
2年前です ・・・ って ことはパートを始める前に
すでに赤城と浮気をしていた ・・・ ということになります。
とりあえず 今日は帰ります
妻の顔を見て 普通に話せるか少し不安ですが ・・・
「ただいま」
「あらっ 遅かったのね 残業?」
「いや 本屋に行ってた」
「そう ご飯出来てるよ」
「あの~ 晴美」
「なに?」
「パートの時 昼ご飯は何処で食べてるんやったっけ?」
「前にも話したけど ・・・ お店よ」
「あなた ・・・ まだ陶芸サークルの件 気にしてるのね」
「いや そんなんちゃうよ」
「私が浮気なんて するわけないでしょ
あなたが私の性格を一番知ってるくせに ・・・」
「いやいや 疑ったりしてへんよ」
「私を疑うなら あなたの携帯から何から何まで調べるわよ?」
と 笑って言いました ・・・。
キリのいいところで
来週の月曜日から 俺は次の日 竹田さんにそうお願いしました。
竹田さんは もうすでに関口さんに声をかけてくれていたらしく
OKだということでした。浮気現場を見つけるまで ・・・
お茶菓子で済むなら毎日でも持参します。
俺は叔父さんに頼んで いつもより多く昼の休憩が欲しい
と 言いました。その分給料から引いてくれと ・・・
そして ・・・
月曜日が来ました。
11時半に竹田さんを迎えに行き 二人で関口さん宅へ ・・・
「こちら 関口さん そして 丸山さん」
丸山は俺の苗字です。
「こんにちは 無理言ってすみません」
「箱屋のお兄ちゃんやな ・・・」
「あっ そうです」
「どうせ一人で暇やし 好きなだけ居てや」
「あの ・・・ ちなみに うちの妻を見た時の状況なんか
覚えておられますか?」
「あの、 レジの一番綺麗な人やろ」
「そうや その人や」 と 竹田さん
「見たのが3年も前やしな ・・・ もうあれから 窓は開けてへんねん
赤城の声もその女の声もうるさくって ・・・ もう うちら
あんなん見て興奮する歳ちゃうしな~ ワハハ」
「じゃ それ以降もあったと言うことですか?」
「それ以降も それ以前もよ 赤城はしょっちゅう
色んな女を引っ張り込んでるしな」
「そうですか ・・・」
「窓 開けていいですか?」
「全部開けなや 目の前のやし バレるで」
こちらも 赤城の部屋もアパートの2階です。
言われた通り 少しだけ 開けると 目の前に大きな窓が ・・・
「見えるやろ あの 大きい窓を 全開にして やりよるんやで
アイツは顔はええけど 頭は悪いわ」
俺はこの日のために友達から
望遠レンズの付いたカメラを借りていました。
1時まで 粘りましたが 誰も来ず 窓も開かず ・・・
2日目 火曜日です。
赤城が20分ほど 帰っていましたが 他は誰も来ず。
でも ・・・ ハッキリと見える距離です。
3日目 水曜日
水曜日は妻の休みの日です。 水・日の2日が妻の休み
一応、念のために張り込みました。
12時前ですが 赤城はいるようです。
すると ・・・ あちらのアパートの階段を上がる音が聞こえました。
晴美かな ・・・
心の中ではまだ晴美を信じています。
この噂がガセであるように ・・・ そう願っています。
窓が閉まっているときは 磨りガラスなので影しか見えません。
影が増えました ・・・
階段を上がってきた人でしょうか ・・・
赤城の部屋の窓が少し開きました。 半分の半分 全体の4分の1です。
そして ・・・
俺が見つける前に 竹田さんが ・・・
「ほらっ あんたとこの奥さんやんか!」
妻です ・・・晴美です。
その部屋にテーブルが置いてあり
丁度、俺達から見える位置に妻が座りました。
赤城の居るところは まだ 磨りガラス部分です。
「ほらな 丸山さん 言うた通りやろ?」
竹田さんは 他人事なんで 喜んでいます ・・・
でも まだ わかりません 友達関係かも知れない
関口さんが見たのは 別の女性という可能性も ・・・
関口さん、目も悪そうだし ・・・
おそらく 赤城自身も お年寄りばかりが住むアパートなんで
安心しきっているのかも 知れません。
それにしても
会話も聴きたいのに 俺の耳もとで竹田さんが ずっと喋るんです ・・・
妻の服装は見たことあるものです。特別、一張羅でもありません。
ブラウスにジーパンです。
娘が早ければ昼過ぎに帰ってきますので
妻の自由な行動が取れる時間帯は昼の1時までが限度です。
今で丁度、12時 ・・・ さて勝負は 今から1時間です。
性交渉の写真でも撮らないと 妻に 友達だよ なんて
はぐらかされてしまいます。
12時15分 まだずっと 会話中。 動きがありません。
「あんた 電話してみよし 何処にいる? って
奥さんが嘘をつく瞬間を ここから 見れるんやで」
竹田さんは楽しんでいます。
電話なんかしたら 怪しまれて 帰ってしまいます。
すると ・・・
赤城が窓を全開にしました ・・・
赤城はパンツ1丁でした ・・・
これは 友達関係ではない! 俺でも分かる。
「ほらっ 今からするって 合図やで 丸山さん カメラ構えときやっ」
「はいっ ・・・」
「奥さん 上の服脱ぐんとちゃうか」
妻が立ち上がって ブラウスもブラジャーも素早く脱ぎました ・・・
そして ジーパンもパンツも ・・・ 丸裸です。
その間に赤城が布団を敷いていました。
赤城もパンツを脱いで 二人ともスッポンポンです。
布団の上で体を絡ませて キスをしています ・・・
「ほら 丸山さん いっぱい撮りや 始まったで」
まさかの展開に
もう ・・・ 手が震えています。
話している時よりも 声が大きく聴こえてきます。
こんな 窓が全開の部屋で あんあんと 大きく声をあげるんでしょうか?
でも ・・・ 関口さんの 耳でも うるさく感じたくらいやし ・・・
赤城は寝ています
妻は赤城の ・・・ チ〇ポを咥えて 手と口を使ってしごいています ・・・
ジュルジュルと音が聴こえます。
「あんたにも あんなことするんか?」
いえ ・・・
俺はあんなに音を立てたフェラチオは してもらってません ・・・
妻のお尻が少しこちらへ向いて ・・・
赤城がおまん〇に指を入れて 出し入れしています。
あっ 声が聴こえてきました ・・・
気持ち良さそうに喘いでいます ・・・
赤城が起き上がりました
妻はそのまま 四つん這いになって 窓の際まで来ました。
顔を窓に出すかのように 丸見えです ・・・
ああ 入ったようです ・・・ 後ろから ・・・
妻は突かれるたびに あんあん と 啼いてます ・・・
これは ・・・ 外に丸聞こえや
竹田さんが ・・・
「関口さんの言うてたんは これやな ・・・
あんたとこの奥さん 綺麗な顔に似合わず 凄い事すんな」
もう今で 50枚以上は撮っています。
この四つん這いで顔がハッキリ見える写真は言い逃れが出来ません。
決定的な写真はもう収めました。
あとは これから何をするか だけです。
「あんた 嫁さんのアレ見て 立ってるんとちゃうか ワハハ」
竹田さんは大喜びです。
おそらく口止めをしても 明日には噂になっているでしょう ・・・
それはもう どうでもいい
こんなことをしてる妻と一緒に暮らしていけるわけがない ・・・
少し位置を変えました ・・・
さっきのテーブルに妻が手をついて ・・・
「ほら 丸山さん 見てみ 赤城の背中 墨入ってるやんな」
驚愕です ・・・
背中に墨を入れた男に妻が後ろからチ〇ポをほうり込まれている。
それが ・・・ 犯されているんじゃないんですよ ・・・
声出して あんあんと 凄く悦んでいるんですよ ・・・
もう 俺は呆然としています。
ついこの前
私が浮気なんてするわけないでしょう って 言ってた妻が ・・・
赤城がこちらに頭を向けて寝ました。
うんうん でしょうね ・・・
妻が跨って ・・・ 上に乗って 腰を振り出しました
赤城は妻のおっぱいを 下から揉んでいます。
妻はこっちを向いていますが
相当、セックスに夢中なようで 窓全開も全く気にしていません。
声もすごい出しています。
「あんたとこの奥さん 細いのに おっぱい大きいんやな」
「あっ はい ・・・」
妻が服を脱いでから 今で30分くらいですかね ・・・
もうそろそろ 終るでしょ ・・・
あれっ 赤城が起きて 消えました ・・・
瓶ビールを持ってきました ・・・
妻と一緒に ひとつのコップで飲んでいます ・・・
終ったのか? 騎上位でフィニッシュ? どこに出したんや?
妻がテーブルに手をついて ビールを飲んでますが ・・・
あっ 赤城が また バックで入れました
終ってなかった ・・・ 休憩ですか ・・・
ちょっと 昼が回ってしまいそうなんで ここで観察は終了しました。
一応 竹田さんには 口止めしましたが ・・・ 無理でしょう
急いで工場へ戻り その日の仕事を終えました。
夕方、コンビニでプリントです。120枚も撮っていましたが
決定的なものを厳選して10枚にしました。
夕食は普通に食べて
娘が寝たころ 妻の前に写真を出しました。
写真を手にとり 見ながら 黙っています。
「お前も知ってる通り 俺の持論は
1度浮気したやつは 何度でもする や」
「謝罪させてください ・・・」
「無理。 いずみを置いて 出て行ってくれ
赤城のアパートでええやんけ」
「イヤ ・・・」
「イヤ と 言いながら 窓全開にして あんあん 啼いてたやんけ」
「謝罪させてください ・・・」
「謝罪はええ。離婚するし。 ただ償いとして
なんで こうなったか理由を言え 言わへんなら
いずみと 別れの挨拶も無しに 今すぐ出て行ってもらう
裁判したら100%俺が勝つで」
「3年前、買い物してる時に声をかけられて ・・・
付き合うことに ・・・」
「そして、一緒の職場なら毎日会えるし ・・・
あのスーパーにパートへ」
「その 3年前に もう 今日のようなセックスの現場を
向かいのおばちゃんが見てたんやけど
付き合ってすぐに エッチな関係になったのか?」
「そう ・・・」
「そう って どれくらい期間があいてるんや 何週間とか?」
「ううん 声をかけられた その日」
「その日??」
「ねえ ・・・ あなた もう無理ですか 私達 ・・・」
「無理やな 諦めてくれ」
晴美は朝まで延々と泣いていました。
一連の不倫騒動で本丸が落ちた瞬間です。
それからも何度も話し合って 結果 離婚が決まりました。
娘のいずみは俺が育てます。
そして 晴美がこの家を出て行く時でした。
クローゼットの中から 見たこともない服やカバンがたくさん出てきました。
やはり 美人だし 貢がれていたようです。
竹田さんの言う通りだ。
明日から 俺は
ご主人かわいそうに 奥さん浮気してたそうよ ・・・
なんて 影で言われるでしょう
いや もう 何年も前から 言われていたかも知れません。
車の衝突事故から 始まりました この出来事
最後は 俺達が 大きくクラッシュをして 粉々に砕け散りました。
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