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【アラサー主婦・栞】浮気を疑われる覚えが、なくはない。

「今日のお義兄さん、テンション高かったよね?」

「そう~?あんたがいたからじゃない?」

「ううん~ そんなこと一度もなかったよー」

「なんか良いことでもあったんでしょ~ 寝るよ?」

「うん~ ・・・ 別の女性がいるとか?(笑)」

「なんであんたが気にすんの~
 私でも全然気にならへんことを ・・・」

「浮気調査してあげてもいいで?
 いくらでも暇はあるし(笑)」

「あんたが??アカンわ(笑)
 ジャニ顔の男子が大好きやんか?」

「はぁっ?!お姉ちゃんの旦那を取るとでも?」

「友達の旦那さんを取る人なんやし~」

「まあ~ あれはあっちから ・・・(笑)」

「寝るっ!明日早いのっ!おやすみー!」



【栞 主婦 35歳】 妻の告白




「青葉ちゃんは?」

「帰ったよ?朝イチで」

「なんや~ どうせ駅まで行くのに~」

「あっ、そうだった。今日から出張よね」

「ボーっとしてるな?大丈夫か?」

「ううん、ごめん大丈夫。準備するわ」

「出張の準備は出来てるし、メシや」

「あ~ ご飯、わかった^^」


寝つきも寝起きも悪かった日に限って
いつもと違う工程で進む朝

昨晩の妹が原因です。

夫が浮気??そんなこと
今まで一度も考えたことがなかった。

私たち夫婦間で
「浮気」という文字を発信するならばソレは
夫ではなく私のほうだと思う。なぜなら
疑われる覚えが、なくはないから ・・・

ウチの人は
表に出すようなハッキリした性格じゃないけど
私のことが大好きなはず、絶対!
家族も愛している立派なお父さんです。


悩み事を抱えるのはイヤだけど
おそらく今日は
何をやっても上手くいかない日だと
覚悟をして出掛けた三ヶ月前の朝 ・・・



「勝也くん~?!」

「おはようさん」

「ウチの人、今日から ・・・」

「出張やろ?知ってる^^」

「あっ、そう^^」

「乗りーな?」

「車に??」

「伝えておきたいことがある」

「えっーー?!なんやろ?(笑)
 スーパーにも送ってくれる~?」

「送ってちゃんとここへ帰ってくる」

「わーい^^ ラッキ~~^^」


自宅を出たところでバッタリ会ったのは
夫(川村祐輔 35歳)の友人 森下勝也くん

っん?チョット待って ・・・

あれほど覚悟を決して出た瞬間に勝也くん?
夫の知人の中で私が一番好意的に見てる人

やっぱり ・・・

悪い事じゃないにしても今日は何かある!
その予感は外れてはいない ・・・


勝也
「スーパー、あとでもいい?」

「うんいいよ~^^ どこに行くの?」

「そこのカフェに ・・・」

地元じゃないところのカフェですが
一応、奥ばった隅っこのほうの席へ二人


「予感的中w」

勝也
「えっ?祐輔からなんか聞いた?」

「なんの話?」

「いや ・・・ おとついまでの一ヶ月間
 ずっと栞ちゃんのあとをつけてたんや」

「えっ?!どういうこと?」

「夫婦の会話で覚えない?教室の話」

「あ~ モデルがどうとか?」

「それそれ^^」


二年前から絵の教室に通ってます
生徒がたくさんいる有名な絵の教室

あるとき、夫が迎えに来てくれた日があって


「教室出たところで手、繋いでた?」

「先生と?!」 「うん~ ・・・」

「忘れ物を届けてくれはったんよ?」

「おっ、そうか~^^」

こんな場面があったんです。

それからというもの ・・・


「あの教室に飾ってある
 先生の絵のモデル。お前じゃないの??」

「裸やで?」

「おお~ ・・・」

「何を疑ってるの?!やめてもいいよ?」

「いやいやっ、そこまでは~ ははっ(笑)」

こういった会話や


「他の生徒は単独で降りてくるのに
 お前の時はいつもうしろに先生がいるよな?」

「それは ・・・ っん~~
 こんなのいちいち説明しないとダメぇ~?」

「まっ、一応~ ・・・」

「ビルの階段が狭いから
 ひとりずつ降りて行くのよ~ 私はっ!
  先生の前に座っているから最後なの!」

「おお~ そういうことな ・・・」

「絶対まだ疑ってるでしょ?」

「っん~ ・・・
 あの先生、お前に気がありそうや」

「ないわよ~!(笑)」


こういった話

夫が気にしてる内容は理解しましたが
わたしは

「ありえないと思ってたの ・・・」

勝也
「絵のこと聞いてみた?このモデルさん
 膝にほくろがありますけどって?」

「そんなのは聞けないけど、その前に ・・・」

「告白された?」

「そぉ~ ・・・」

「今でも続けてる理由は?」

「やめると余計に疑われると思ったから」

「まあ俺から見てもあの先生は
 栞ちゃんに興味がありありってわかるよ」

「そうなん?」

「絵も見たけど、栞ちゃんやわ」

「やっぱり ・・・」

「ただ、あんなに胸デカくないけどなw」

「うるさいわw」


夫が友人に私の尾行を頼んでいた
ということです。
楠木さんといってすごく親切な先生ですが

「私のタイプではないw」

勝也
「旦那、めちゃめちゃイケメンやもんな~^^」

「それは関係ない。私のタイプは~ ・・・」

「よしっ!スーパーへ行こかっ?
 今日の話は栞ちゃんの胸にしまっておいて」

「あっ、うん~^^ わかった^^」


なにかしら期待していた私がバカ
おもいきりフルスイングの空振りでした

しかし ・・・


「あれ?(笑) 今日も?」

勝也
「昨日のモーニング食べに行こうw」

翌日も、その次の日も

彼は来た。来てくれたんだから
私もそれに応えたかった ・・・


勝也
「明日か?祐輔 ・・・」

「っん~ 予定では三泊って聞いてるし」

「ほんまに喜んどったで?」

「あ~ ウチの人?」

「ずーっと!黒やと思ってたのに
 完全な白とわかったんやからな~^^」

「それなら ・・・」

「うん~?」

「黒でもいいんとちゃうの?リアルが ・・・」

「バレてるか、三日も通い詰めてw」

「安心して仕事に専念したはるやろうし^^」

「栞ちゃん、スーパー昼からでもっ?!」

「ううん~ 今日は買うものないし^^
 買い物袋も持ってきてないでしょ?(笑)」


じゃあなんで外に出た?
という野暮な話は置いといて ・・・



勝也
「栞ちゃん、ずっと前から好きやった」

「私もっ ああん~ ・・・」

エレベーターの中から熱くなる二人
絡める舌は15年ぶりに別の男性(ひと)

勝也
「部屋に行ったらおま〇こ舐める!
 チンポしゃぶってくれ!すぐ入れたい!!」

「はぁ~ すぐ入れて欲しいっ!」
 

やきもちや疑念とはおもしろいもので
夫が私を疑い始めたのは
夫婦の営みがパタっと止まってから ・・・

夫はいらないと言うし
私も夜はクタクタだった。でも ・・・
誘ってくる相手が違えばまた
血は自然と通い出す

楠木先生に好きだと告白されて
凄く気分が良かったんです。

夫がもし、勝也くんに尾行を頼んでいなかったら
楠木先生と大人の関係を結んでいたかもしれない



「ダメよ はぁん~ 気持ちいい~ ・・・」

勝也くんの手マンとクンニで
早くも登りつめる淫乱なわたし ・・・


勝也
「4年以上レスなんやろ~?」

「何でも喋ってるのね
 信頼してお願いしたのに ・・・ あの人」

「そうや~ 尾行じゃなくて
 ウチの嫁、どうにかしてくれって聞こえた」

「これで~?!」

「ギンギンやろ?!栞ちゃん 入れてッ?!」

「っん~~ あぁぁ~~ 入ったぁ~~ ・・・」


やっぱり女って愛されたい生きもの ・・・


勝也
「初めてかっ?!」

「なにが~ ・・・」

「他人棒は初めてなんか?!
 あの先生とはほんまにッ ・・・」

「ほんまになんにもなかったし、初めてよ~?
 ウチの人より大きいチンチン初めてっ!!」

「栞ちゃんに言われて最高に嬉しいわッ!」

「私も嬉しい~ ・・・」

「喜んでるやろ?俺のチンコ!」

「あぁ~!勝也くん?!」

「小躍りしとるッ!!」

「膣の入り口でそんなことしたらっ?!」

「感度良さそうな人妻やっ ・・・」

「うふん~ なんか出そうになるっ!!」

「もうチョロチョロ出てきてる!ほらっ?!」

「ああん~ 気持ちいい!こんなの初めてっ!」

「もっと出るでぇ~?!栞ちゃん!ほれッ?!」

「はぁん~ ダメ!気持ち良すぎるぅぅ~~~」

「旦那がこっちにいるときでも
 栞ちゃんのこといっぱい愛してかまへん?!
  なぁ~?!ほらほら!擦ってあげるし!!」

「あぁ~ 腰が抜けそう!頭おかしくなっちゃう~」

「どうなん?!栞ちゃん~!!」

「ああん~!勝也くん~~~」

「旦那の代わりに愛してもかまへんかッ?!」

「代わりじゃイヤっ!あの人以上に!!
 ああぁ~ ダメっ!!愛して欲しい~~~
  いやん!逝くッ!!好きっーー
   ああああぁ~ 逝くぅぅぅ~~~~~~~」




///////////////





「やめた?なんでまた急に ・・・」

「絵はもういい。違うもの習いたくて」

「そんならまた~ ・・・」

「またなに?」

「っん~ ・・・ まあええよ
 見つけたらちゃんと教えてくれな」

「まだ疑ってるの?(笑)」

「疑われるようなことしてんのか?!」

「疑われる覚えが、なくはないけど ・・・」

「はぁ?!どういう意味や??」

「綺麗で可愛いから^^」

「うん、安心した(笑)」

「そっちこそどういう意味よw」

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